データベースと図面の注釈を照合する

コマンド	パス
注釈を照合	文字

注釈を照合コマンドでは、データベースと図面の注釈の差異を処理できます。たとえば、データベースの引出線付き注釈を配置した後でデータベースを編集した場合は、差異を照合する必要があります。

データベースの変更時に注釈を自動的に更新するには、データベースの設定ダイアログボックスで、OKボタンのクリック時に図面上のすべての注釈を自動的に更新を選択します（データベースの注釈を管理するを参照）。

注釈を調整するには：

コマンドを選択します。

注釈を照合ダイアログボックスが開きます。照合する注釈オブジェクトを選択します。

クリックすると、パラメータの表示／非表示を切り替えられます。クリックすると、パラメータの表示／非表示を切り替えられます。

OKをクリックして注釈を照合します。データベースを参照する注釈がある場合は、注釈の編集がそのデータベースの検索を試みます。まず、現在のファイルと同じフォルダ内を検索します。ここで見つからない場合は、Vectorworksプログラムの実行ファイルが格納されているフォルダを検索します。それでもデータベースが見つからない場合、ノートマネージャは完全修飾パスでの検索を試みます。

他のユーザーのデータベースファイルを図面ファイルが格納されているフォルダに配置し、ノートマネージャがデータベースを簡単に検索できるようにします。

注釈の参照先のデータベースが見つからない場合、データベースを配置できませんダイアログボックスが表示されます。見つからなかったデータベースごとに参照をクリックしてデータベースの場所を指定します。

OKをクリックします。次に、ノートマネージャはデータベースから注釈を検索します。

データベース内で見つからない注釈がある場合、または有効なデータベースの注釈でない場合は、警告ダイアログボックスが表示されます。注釈を検索するかどうかを指定します。

追加で指定するデータベースファイルがない場合は、いいえをクリックしてステップ8に進みます。別のデータベース内で注釈が見つかる可能性がある場合は、はいをクリックしてそのデータベースの場所を指定します。

検索用に追加したいデータベースを指定ダイアログボックスが開きます。追加をクリックして、注釈が格納されているデータベースを追加で指定します。削除をクリックすると、選択したデータベースがデータベースから削除されます。格納されている注釈の数が表示されます。

OKをクリックします。

まだ見つからない注釈がある場合は、ノートマネージャ：注釈を照合ダイアログボックスが開きます。

ダイアログボックスの左側は、通常のノートマネージャと同じです。データベースの注釈を管理するを参照してください。ダイアログボックスの右側には、照合する注釈のリストが表示されます。

未照合の注釈リストから、注釈を選択します。現在の図面にある注釈の文字が、ダイアログボックス右側の注釈の文字フィールドに表示されます。

自動検索を選択している場合（注釈リストと一般注記のみ）、ダイアログボックス左側の項目と文字に、選択した注釈に関する現在のデータベースの情報が表示されます。あるいは、< 検索をクリックして選択した注釈をデータベースで検索します。

次のいずれかの操作を行います：

図面内の文字をデータベースから選択した文字に置き換えるには、更新 >をクリックします。

データベースの文字を、図面で編集した注釈の文字に置き換えるには、< 更新をクリックします。

図面の注釈の文字を、現在の項目の新しいデータベースエントリとして追加するには、< 追加をクリックします。

OKをクリックします。注釈がどのように照合されたかが警告メッセージに示されます。

データベースを使用した注釈管理

概念：注釈の管理